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手続きを終え、車の助手席にゆっくりと静かに乗せた。 そっと開け「怖がらなくても大丈夫だからね。」と小さく声をかけた。 自宅に到着した。 怖かったのか、小さく丸まったまま顔すら上げなかった。 静かに待った。 しばらくして、ようやく顔を上げ、あたりを見回し眩しそうな表情を見せた。 「今日からここがおうちだよ。怖がらなくてもいいからね。」と言った。 2016年5月1日 新しい家族がやってきた。 彼女が自ら冒険を始めるまで、だいぶ時間がかかった。 が、私には、その時間は決して長く感じなかった。 純粋に嬉しかった。 #
by withAnon
| 2016-08-29 20:00
| Miss A
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by withAnon
| 2016-08-01 21:00
| Miss A
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by withAnon
| 2016-07-22 05:30
| Miss A
2015年12月8日 午前4時30分 いつもとは少し違うコースを散歩した。 歩いていると少し開けてきて猫がたくさんいた。 あれ、こんなところあったっけ? たくさんいた猫のうち、ロシアンブルーが5匹いた。 近寄ってみると「抱っこしてあげてください。」と立て看板があった。 早速ロシアンから抱っこしはじめた。 それぞれとてもかわいかったがAnonとは違っていた。 最後の5匹目は少し離れたところにいた。 後ろ姿がAnonそっくりだった。首輪を見たらAnonと同じ首輪だった。Anonだった。 「Anon、おいで!」 後ろからそっと近づいた。 Anonはこちらを少し振り向いただけですぐにその場から走り去った。 私は必死に追いかけたが追いつくことはできなかった。 「Anon!」 と大きな声で叫んだところで、ケータイのアラームで目が覚めた。 ケータイ画面を見たらカレンダー機能で「12/8 Anonと初対面」となっていた。 そうだった…この日は8年前にAnonと初めて出会った日だった。 こんな日にAnonの夢を見るなんて…本当に偶然だな…。 8年前に最初に出会った時のAnonを思い出しながらスーツを着て出勤の支度をした。 Large size + Photo + Movie + Text #
by withAnon
| 2015-12-31 23:59
| Miss A
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